コレクティブインパクトxふるさと納税フォーラム
トラストバンク 須永珠代代表挨拶(設立5年目マンションの1室から始めた)
NPOが行政と連携して世界を変える
https://www.furusato-tax.jp/gcf/about.html
・オープニングセッション:「コレクティブインパクト」をふるさと納税から生み出す
ふるさと納税 2844億円(2016)
・茨城県境町 橋本町長 「熊本支援の代行寄付」
H27年の関東東北の豪雨で、1800万円の支援を受けていた
熊本地震が休日のため議会を通さずに、町長の独断でトラストバンクで支援サイトを始めて先鞭をつけた
自治体の壁を取り払って、1.1億を集めその他の市町村も加わり15億になった
先例があると動く
納税のお礼の花火大会を企画 24000人の町の企画に16000人の応募あり 500人を招待
・ピースウィンズジャパン 大西 プラットフォームをコピーしてもらい拡散する
広島が犬猫の殺戮処分 全国ワースト 行政職員がガス室で
3800匹/年 1000日で0に 6.2億←クラウドファンディングでは追いつかない
殺処分を逃れた犬が災害救助犬となった事例有り
スピンオフしたものが新たなイノベーティブを生み出す
佐賀県 空飛ぶ医師団 花粉症根絶対策
・フローレンス 駒崎 (母がベビーシッター)
子育て支援事業 13年目
子供の貧困 子供食堂→子供宅食
文京区 LINEでの申込み 自宅にダイレクトに届ける
配送のココネットは見守りサービスや買い物代行で玄関先でのリサーチに実績あり
アンケートの回収率は9割にのぼり、このエビデンスを行政にフィードバック出来る
個別の調査は行政は出来ておらず何に困っているかわかっていなかった
様々なスキームを各自治体でアレンジしてもらう
自らの自治体の税金を使っていないので自由度が高い 垣根が取り払われる
自治体の持つ信用力とNPOが持つ行動力の掛け合わせで解決
・トラストバンク 須永代表 駒崎氏の本を読んで社会起業家を目指しNPOを設立
mission ICTを通じて地域とシニアを元気にする
2012.9月よりふるさとチョイスのサイト運営
GCF(ガバメントクラウドファウンディング) 61のプロジェクトが進行中
ふるさと納税は平成20年の制度だが最初は注目が低かった
H25 145億→H26 389億の急拡大を受けて政府の制度改正につながった
現在 ふるさと納税」は1億以上集めている団体518(全体の3割以上)
地場産業の収益ノウハウ 販路拡大 雇用促進→自治体へのノウハウ還元
例)墨田区 北斎美術館 インバンド狙い
ふるさと納税をきっかけに→DCF→コレクティブインパクト(集合的インパクト)
組織の壁をこえて強みを出し合い、共通のゴールを目指す
子供の英語教育 子供たちの未来のために
経営感覚、マーケティング感覚を持った組長のチャレンジが求められる
国内の大規模災害への対応→国外への対応も将来的には有り得る
NPOに足りない正当性は行政が持っており組めれば強い
ビジョン 自立する自治体に接続可能
・新たなアイデアで地域を強くする コレクタィブインパクトのチャレンジ例
・佐賀県 色々と他に先駆けている ドクターヘリ他
CSO誘致 CIVIL SOCIETY ORGANIZATION (市民社会組織)
アドバイザリボード会議 ファンドレックス(佐賀への移転)
佐賀未来創造基金 子供の貧困
生産者を支援者へ 返礼品が子供の施設に届く
「佐賀を地域課題解決のメッカに。魅力的なNPOを地域に誘致する。」
・フローレンス 山崎学
子供宅食@文京区 玄関先のコミュニケーション → セーフティネット
NPO6団体xふるさと納税
1 対象者とのコミュニケーションの壁 LINEの利用で45%の人から申込み有り
2 事業立ち上げの壁 自治体は新規や大規模は難しい NPOとのイコールパートナーシップ
3 資金調達の壁 4ヶ月で4700万円(返礼品無し)
4 食品、ボランティア集めの壁
5 データ収集の壁
・当たり前の日本の田舎を、世界に誇れるMANIWAに 岡山県真庭市(県北美作区)
カン・ユンス(韓国人アーティスト)地域起こし協力隊
空き家→シェアハウスへ 世界中の若者をskype面接
ゲストアーティストとサイクリングMAP作り、米作り、キムチ作り
琴北産キムチの素がブランドに → 株式会社化
楽しんでいるうちに現れる現象 人と人を繋げると生まれてくる
ETIC代表 宮地
起業の概念が変わってきている 不安要素は上げていくとキリが無い
VISIONと覚悟 もっと乱暴にチャレンジして良い
少額から始める 相手の心配を引き出していた→これも資源だ
・トビタテ留学JAPAN 留学xローカルビジネスxふるさと納税 船橋力
ダボス会議のヤンググローバルリーダーに出席して、同年代の海外のリーダーとの差を痛感
「自分を変革する3つの方法」by大前研一
時間配分を変える 住む場所を変える 付き合う人間を変える
高校生の留学はニーズが高い 2week〜1monthの体験でも、大学時に留学する割合が高くなる
自分の母校の留学支援
縁と恩を上手く使う→地域の企業や自治体のインターンシップ
・ワークショップ体験
近くの席の人とふるさと納税のアイデア交換 宮地、カン、佐賀県庁の人と同グループ
対処療法ではなく、構造を変える
保田(元リーマンの神戸大学准教授)
ソーシャルビジネス
地域課題と社会課題
シリアスな問題が放置されてきたのか 政治アンテナをはる
ROI→どれだけの結果が出たか検証が必要 数値化がメディアの共感を呼ぶ
・クロージング
宮地 お金の流れが変わってきている 生き方が変わるターニングポイント
コントロールされるのではなく、作り出すタイミング
民間の意思やお金が入ると、官の考え方が変わる
深尾(コミュニティ財団協会)
寄付の経験値、成功体験→インパクトを求め始める
ローカルなりに判断できる
地域に根ざしたの正当性
フリーライダー→ポジティブな行動
須永 GCFは本来は、ローカルガバメントクラウドファウンディング
地域との協業 思考を変え、壁を取り払い、自信を持つ
コレクティブインパクトには、共通の目標、コミュニケーション、
推進するプラットフォームが必要
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